[新機能] AWS Trusted Advisorが新しくAWS Lambdaの4つの項目をチェックするようになりました

[新機能] AWS Trusted Advisorが新しくAWS Lambdaの4つの項目をチェックするようになりました

こんにちは。サービスグループの武田です。AWS Trusted Advisorが新しくAWS Lambdaについて4つの項目をサポートするようになりました。
Clock Icon2021.03.09

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

こんにちは。サービスグループの武田です。

AWSにはAWS Trusted Advisorという、AWSの環境について、コスト最適化やセキュリティなど5つのカテゴリのベストプラクティスを推奨事項としてアドバイスしてくれるサービスがあります。115個のチェック項目がこれまでありましたが、今回AWS Lambdaについて新しく4つの項目がサポートされるようになりました。

新しく追加された項目は次の4つです。

  • コスト最適化
    • エラー率が高い AWS Lambda 関数
    • 過度にタイムアウトが発生している AWS Lambda 関数
  • セキュリティ
    • 非推奨のランタイムを使用する AWS Lambda 関数
  • フォールトトレランス
    • AWS Lambda VPC 対応機能 (マルチ AZ 冗長性なし)

それぞれ実際にマネジメントコンソールで確認してみました。

エラー率が高い AWS Lambda 関数 。エラー率が高いということはそれだけ再実行され、料金もかかるということを意味します。

過度にタイムアウトが発生している AWS Lambda 関数 。タイムアウトするということは、エラーで終了したということであり、再実行や長時間実行の原因となります。

非推奨のランタイムを使用する AWS Lambda 関数 。Lambdaのランタイムは適宜アップデートされていくため、アプリケーションもそれに合わせてアップデートする必要があります。

AWS Lambda VPC 対応機能 (マルチ AZ 冗長性なし) 。マルチAZは高可用性の基本で、それはLambdaであっても同様です。

まとめ

Trusted Advisorを定期的にチェックすることで効率よくAWSのベストプラクティスに近付けます。Lambdaはサーバーレスの基本となるサービスですが、それだけにきちんと利用する必要があります。Trusted Advisorがチェックしてくれることで安心感が増しますね。

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.